東芝、リストラで主力取引銀行に追加融資枠3000億円要請へ

2015.12.30 06:09

ショーウインドーに東芝製品を飾る都内の家電量販店。財務の健全性も懸念され始めた=21日(ブルームバーグ)

ショーウインドーに東芝製品を飾る都内の家電量販店。財務の健全性も懸念され始めた=21日(ブルームバーグ)【拡大】

 東芝が、来年1月末をめどに三井住友銀行やみずほ銀行など主力取引銀行に対し、計3000億円規模の追加融資枠の設定を要請する方針であることが29日、分かった。白物家電やパソコン事業などで実施する大規模なリストラに備え資金確保を急ぐ。

 東芝は今年9月にも、主力行との間で計4000億円の融資枠を設定したばかりだった。その後、人員削減などの再建計画をまとめた結果、2016年3月期に計上するリストラ費用が約2600億円に膨らむ見通しとなったことから、追加の融資枠を要請することにした。

 東芝の16年3月期連結決算は家電部門の不振に加え、リストラ費用が負担となり、最終損益が過去最悪の5500億円の赤字となる見通し。財務の健全性を示す自己資本比率は約8%に低下する。

 東芝は、利益水増し問題で東京証券取引所などから「特設注意市場銘柄」に指定され、市場からの資金調達が困難となっている。当面の資金を確保するため、融資枠の追加に加え、診断装置を扱う子会社の東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)を売却する方針だ。

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