心機一転、再びチャレンジャーとして臨むことになった2016年度。マシンは15年度に乗った「メルセデス・ベンツ SLS AMG GT3」から「メルセデス・ベンツ Mercedes-AMG GT3 」へスイッチし、監督は片山右京さん、ドライバーは谷口信輝選手、片岡龍也選手と14年度から続く体制で挑む。エントラント(チーム)代表でグッドスマイルカンパニー代表取締役の安藝貴範さんは、「15年はトラブルが多かったが、チームが練れている感じは高まっている」と話して、ここからチーム一丸となって再起に向けて走る覚悟を示した。
そんなチームが駆るマシンを彩る初音ミクのデザインにあたって、今回は一般から広くアイデアを募る方法を採用した。VOCALOIDソフトの「初音ミク」を送り出したクリプトン・フューチャー・メディアが運営するコンテンツ投稿サイト「piapro(ピアプロ)」を通して、「Victory(勝利)」「不死鳥」をコンセプトとした「炎」という条件で、「レーシングミク 2016 ver.」の衣装デザインアイデアを公募した。