首都圏通勤電車 五輪めざして進化中 新型、改良相次ぐ (1/2ページ)

2016.1.3 22:31

 2020年東京五輪・パラリンピックへ向け、首都圏の鉄道各社が通勤電車の新型車両導入や改良を進めている。外国人観光客を念頭に置いた多言語を表示できる液晶画面の増設や、省エネルギー化が主要なポイントだ。一方、最先端の制御システムが裏目に出てデビュー当日にトラブルが発生したJR山手線の新型車両では、中づり広告が復活するなどアナログ広告も存在感を放っている。

新車いろいろ

 JR東日本が13年ぶりに山手線に投入した最新型車両は「E235系」。運行開始の昨年11月30日、3駅でブレーキやドアに異常を起こし、乗客約700人を30分間閉じ込めるなどの失態を犯して一時使用中止となったものの、詰め込まれている技術は高い。

 特徴は、車椅子用フリースペースを全車両に設け、中づりを含む広告類を液晶画面化。さらに列車内の個々の機器類を監視するネットワークシステムを導入し、突発的な故障の予兆を把握できるようにした。

 相互直通運転する東京メトロ日比谷線と東武スカイツリーラインでも、平成28年度から新型車両を導入する。これまで1両当たりの扉の数が3つドアと5つドアの2種類あったが、両社とも4つドアに統一する。

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