アナログ製品の人気再燃 パナソニック&ソニーはレコードプレーヤー 富士フイルムはインスタントカメラ (1/2ページ)

2016.1.6 21:06

デジタル化の時代に写真フィルムを使ったカメラの価値が見直されている(富士フイルム提供)

デジタル化の時代に写真フィルムを使ったカメラの価値が見直されている(富士フイルム提供)【拡大】

  • CESに出展された「テクニクス」のレコードプレーヤー=5日、米ラスベガス(AP)

 パナソニックとソニーは6日、新しいレコードプレーヤーを年内に発売すると発表した。パナソニックは6年ぶりの復活、ソニーは8年ぶりの新製品となる。レコードの生産量が上向くなど「アナログ」の良さがここにきて見直されており、富士フイルムは平成28年度のインスタントカメラ「チェキ」の世界販売計画を前年度比3割増の650万台に設定する方向だ。懐かしさだけではなく、デジタル家電に親しんだ若い世代にとっては、新しい驚きをもたらす製品として人気になっているようだ。

 パナソニックとソニーは、米ラスベガスで6日(日本時間7日)に開幕する家電見本市「CES」に新しいレコードプレーヤーを出展。両社とも米国で先行発売するが、国内販売も検討する。

 パナソニックは22年に生産を終了していたが、復活させた音響機器ブランド「テクニクス」を冠した新製品として今夏発売。かつてのテクニクスはターンテーブル(レコードプレーヤー)のイメージが強く、パナソニックの小川理子役員は「嘆願書が届くなど、発売への期待が大きかった」と話す。

 ソニーはレコードプレーヤーの生産を続けており、20年以来の新製品として今春に投入する。CDよりも高音質な音源「ハイレゾ」に対応するのが特徴だ。

 日本レコード協会によると、27年1~11月のレコード生産量は61万4千枚で、前年同期比で76%増と大幅に増えている。

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