【スポーツbiz】日本人好みの箱根駅伝、なぜこれほど人気なのか 隆盛の陰で負の要因も (2/5ページ)

2016.1.6 06:45

往路5区を独走する青山学院の神野大地選手=2日、神奈川県箱根町

往路5区を独走する青山学院の神野大地選手=2日、神奈川県箱根町【拡大】

 「箱根には『予想・予測性』という楽しみもある。今年はどの大学が強いのか、どんな選手が活躍するのか…」

 故障が続いた山の神、青山学院の神野大地選手の状況は、新しいヒーローは現れるのか…。確かに、予測する楽しみだ。

 「最大の要素はもちろん、自身や家族の出身校など特定の大学を応援する『カレッジ・アイデンティティー』であり、10位以内の学校に与えられるシード権というのも、ハラハラさせられる逆説の魅力だ」

 加えて、襷(たすき)でつなぐ方式こそ大きな魅力といえまいか。

 一人一人がチームのために襷をつなぐという行為は日本人の琴線を揺さぶる。今年も5秒に泣いた神奈川大の襷リレーでの悲劇が話題となった。連帯意識、責任感は日本で好まれる。駅伝とはそうした要素を数多く持ったスポーツイベントだ。

「四大校駅伝競走」として第1回大会を実施

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