「重粒子線」でがんを治療 放医研と東芝が開発、平成28年度内に実用化へ

2016.1.8 21:53

 放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)と東芝は8日、360度の角度から、がん腫瘍に重粒子(炭素イオン)線を照射し、治療ができる軽量・小型の回転ガントリーを完成させたと発表した。治療台を傾ける必要がなく、脊髄や神経などを避けて多方向から照射ができ、患者の負担軽減につなげる。放医研の新治療研究棟に設置し、平成28年度内に実用化する予定で、山形大医学部の重粒子線がん治療施設にも導入する方針だ。

 重粒子線がん治療は放射線治療の一種。重粒子を病巣にピンポイントで照射することで、がん腫瘍を死滅させる。痛みがなく、切開しなくてよいため体力がない高齢者でも治療でき、治療期間も短くなるなどの利点がある。東芝は医療機器子会社、東芝メディカルシステムズを売却する方向だが、重粒子線がん治療用装置は東芝本体が手がける。

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