国産キャビア誕生秘話 あの「下町ロケット」の企業が養殖!? (4/4ページ)

2016.1.9 17:03

フジキンが養殖しているチョウザメ(フジキン提供)

フジキンが養殖しているチョウザメ(フジキン提供)【拡大】

  • 小林建設で養殖しているチョウザメ=島根県邑南町(同社提供)
  • フジキンが養殖したチョウザメのキャビア(フジキン提供)
  • 宮崎キャビア事業協同組合が販売する「MIYAZAKICAVIAR(宮崎キャビア)1983」(同組合提供)
  • 高島屋大阪店で取り扱われている岐阜県産の「奥飛騨キャビア」=大阪市中央区

 海外に輸出解禁

 各地の生産が本格化していることを受け、政府は9月、国産キャビアの輸出を解禁した。ワシントン条約に基づき生産施設の登録や容器に国際統一基準のラベルを貼るなど輸出に必要な制度を導入した。

 現在は事業者から登録申請を受け付けており、早ければ28年にも第1号が輸出される見通しだ。国産キャビアは、輸入物に比べて新鮮で塩が控えめなのが特徴といい、海外市場で受け入れられるかが注目される。

 宮崎県は、昨年からキャビアの輸出解禁を政府に働きかけており、同県水産政策課は「国内でキャビアの生産施設が増えており、今後は産地間競争が予想される。生産したキャビアを確実に販売していきたい」と意気込んでいる。

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