アサヒ、老舗ビール買収検討 欧州2ブランドの入札参加へ

2016.1.11 07:00

 アサヒグループホールディングスが、欧州の老舗ビールの買収を検討していることが分かった。対象はイタリアの「ペローニ」とオランダの「グロールシュ」の2ブランドで、今週末にも締め切られる入札に参加する見通しだ。

 海外のビール大手や投資ファンドも名乗りを上げるとみられ、激しい争奪戦が予想される。

 買収額は数千億円規模に上るとの見方が出ている。

 アサヒが買収に乗り出す背景には、人口減少などに伴う国内ビール市場の縮小がある。主力ブランドの「スーパードライ」を擁して首位の座にあるが、競合各社との消耗戦が続くことへの危機感が強い。

 キリンホールディングスやサントリーホールディングスの売上高に占める海外比率は3割を超えるが、アサヒは1割強にとどまっており、海外事業の強化が課題となっている。

 ペローニは1846年、グロールシュは1615年創業で、いずれもビール世界2位の英SABミラーが保有している。

 SABミラーは昨年11月、世界首位で「バドワイザー」で知られるベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブに買収されることが決まり、独占禁止法に抵触する恐れがある国で事業売却を進めている。

 アサヒの広報担当者は「資本業務提携については常にさまざまな可能性を模索している」と述べるにとどめた。

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