【2016 成長への展望】スマホ活用し保険金の支払い迅速化 (1/2ページ)

2016.1.12 05:00

 □MS&ADインシュアランスグループホールディングス社長・柄沢康喜さん(65)

 --2016年の金融、保険ビジネスの環境は

 「16年は米国が世界経済を牽引(けんいん)する一方、利上げによる新興国からの資金流出が懸念される。日本では、デフレ脱却と人口減少への対応、財政健全化が大きな課題だ。デフレ脱却は保険ビジネスにも大きな意味がある。設備投資や輸出入、建設工事などが増え、新たなリスクに対応していくことによって、国内の損保事業も一定の成長が見通せるからだ」

 --傘下に三井住友海上火災保険やあいおいニッセイ同和損害保険など、特徴の異なる会社を置いて効率化と成長を目指す「機能別再編」に取り組んでいる

 「16年度からの2年間は機能別再編をベースに、さらに飛躍していく。効率化については、20年の完成に向け、損害サービス部門のシステムを統合する。スマートフォンなどを活用し、保険金の請求や支払いを迅速化する」

 --英アムリン買収の狙いは

 「日本とアジアに集中したリスクを欧米にも分散させるため、英保険市場ロイズで00年、(保険を引き受ける集団である)シンジケートを自前で作った。アムリン買収によって、ロイズで主導的地位を得られた。アムリンは再保険分野にも強く、お互いがうまく機能しあえば、選別が進む再保険市場でも存在感を発揮できる。今後も良い案件があれば、海外M&A(企業の合併・買収)は続けたい」

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