【2016 成長への展望】三井住友信託銀行社長・常陰均さん(61) (1/2ページ)

2016.1.15 05:00

 ■信託商品を「生活サイクル」の一つに

 --現在、貸し出し金利から預金金利を差し引いた「利ざや」が縮小し、非金利収益の拡大が課題だ

 「設備投資に底堅さが出てきたが、当行の主力取引先である大企業は手元資金が潤沢で、設備投資関連の資金需要は強くない。M&A(企業の合併・買収)は盛んなのでサポートはしていくが、そのなかで銀行窓販の一時払い商品の販売、受託ビジネスや不動産部門の成長をどう伸ばしていくかが課題と捉えている」

 --ラップ口座(投資一任サービス)はどうか

 「ラップ口座については、大口口座だけでなく、小口の投資信託や保険商品が好調だ。長期、安定、成長など顧客の希望が分かれており、商品も分散させている。そのときの市況次第で売れ筋にも変化があり、今は保険商品が売れている」

 --海外など収益源の分散化も必要だ

 「海外については、日系企業の海外進出のサポートはこれまで通り、手厚くやっていく。特に重視しているASEAN(東南アジア諸国連合)は、経済が減速気味で、資金需要の増加ピッチが鈍ってきているが、長い目でみれば減ることはない。日系企業以外については、北米、アジア、欧州を軸に分散を取りながら事業展開している。とりわけ、アセットファイナンス(資産を活用した資金調達)は強みを持っている」

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