もうひとつ気になるパワートレーンですが、試乗したのは2.0Lの直列4気筒ターボ+8ATを積む中間グレードの「X1 xDRIVE20i xLine」。
192ps/5000rpm、280Nm/1250-4600rpmというスペックは、1660kgという車両重量でも力不足を感じさせないパンチ力があり、下からのトルク感も十分。スムーズな8ATの仕事ぶりも手伝って上り坂でもグイグイと車速を上げることができます。
初代よりも全体的に高級になった新型X1は、客層も少し変わりそうですが、こうした乗り味がどう評価されるか、競争相手が多いだけに気になるところです。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)