タミヤより新型ロードスターの1/24プラモデル発売を記念し、開催された「ロードスターの魅力に迫る」スペシャルトークショー。
タミヤのモデルパートでは広報の山本氏とスケールモデル設計担当の平田氏からプラモデルの開発について話が始まります。
20年程前迄は取材した写真を元にA1サイズの紙に設計図を作成し、原型となる木型を作成します。木型は当初、ホウ材(朴:下駄の歯にも使われる硬い木材)・後にはケミカルウッドという樹脂素材で作成されました。
これを倍寸(1/24モデルの場合、1/12スケール)で作成します。クルマのボディの様な物だけでなくF1のエンジンや戦車の履帯(キャタピラ)の様な物までつくられ、それを元にプラスチックを流し込む金型を彫り(=作成)します。
この金型をセットした射出成型機でプラスチックを流し込み製品となります。そして開発はキット化の対象選定後、次の段階は現在も昔も取材(=撮影)です。
雑誌で見る様な格好いい写真も撮りますが、対象の近くで撮るとレンズの歪みによりパースがついてしまうので、被写体を遠くから望遠レンズで撮影したりします。全体を一発で撮影したり、部分部分だけを分解し(絞り込んで)撮ります。