トヨタ自動車は18日、ハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型車が発売から約40日で月間販売目標(1万2000台)の約8倍にあたる約10万台を受注したと発表した。いま注文すると、納車は7月ごろになるという。
昨年12月9日から今月17日時点までの受注状況を集計した。
4代目となる新型プリウスはHVシステムの小型軽量化や空力性能の向上などでガソリン1リットルあたり40・8キロの低燃費を実現。低重心化を図り、走行性能を向上した。価格は242万円からで、プリウス初となる四輪駆動モデルも用意している。
3代目は発売から約30日で18万台を受注したが、当時はHVのラインアップが少なく、エコカー補助金などもあったことから、トヨタは新型プリウスについて「期待を上回る受注があった」としている。