バス業界、運転手足りず高齢化課題 20代わずか3% 訪日客急増でニーズ拡大も (1/3ページ)

2016.1.19 06:45

クレーン車で国道脇から引き上げられるスキーバス=15日、長野県軽井沢町

クレーン車で国道脇から引き上げられるスキーバス=15日、長野県軽井沢町【拡大】

 長野県軽井沢町で14人が死亡した15日のバス事故は、長距離バスの安全対策を進めてきた国や、業界関係者にも大きな衝撃を与えた。外国人旅行者の急増でニーズが高まる中、運転手不足や高齢化で事故のリスクが増大するとの指摘もあり、いかに安全を確保するかは緊急の課題だ。

 20代わずか3%

 事故当時、65歳の運転手がハンドルを握り、同乗運転手も57歳。過労や健康問題があったかは不明だが、この年齢の2人に夜間の長距離運行を任せたのは「業界の現状を反映している」と、あるバス会社の幹部は指摘する。

 国土交通省によると、2010年度のバス会社119社の調査では運転手のうち60歳以上が12.6%で、5年間で2.5ポイント上昇した。一方で20代は3%しかいない。

 この幹部は、その後さらに高齢化が進み、50代以上が大半の社もあると明かす。「年齢が上がると、どうしても体力や反射神経が落ちる。きつい勤務を強いたくないのだが」。人手不足の背景には人材の枯渇がある。

とりわけ観光バスのドライバーは、訪日外国人の急増で「引っ張りだこ」(旅行大手)

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