ビジネスに特化したオンライン英会話「Bizmates」を運営するビズメイツ(東京都千代田区)は、訪日外国人観光客の接客に焦点を当てたホテル・レストラン・ショップなどの法人向け英会話プログラムの提供を始めた。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を背景としたインバウンド対策を充実させ、日本のおもてなしを英語で表現する技術を伝授する狙いだ。
新たに提供を始めたホテル・レストラン・ショップ向けプログラムは、それぞれの業種のインバウンド対応で必要とされる英会話での接客スキルを習得する内容。英語を使った観光客に対する「おもてなし」を学び、旅の満足度を高めてもらうことを目的にしている。
プログラムで使用する教材はすべて同社のオリジナルで、ホテル、レストラン、ショップで想定される接客シーン18題材と、習得度を確かめるテストの約20レッスン(1回25分)で実施する。
「ありがちな会話例」「Bizmates流会話例」「接客時の会話のポイント」「受講者に対する質問」「受講者自身の会社を題材にしたロールプレー」を1レッスンで行う。また、ビデオレッスンも用意しており、オンライン英会話を受講する前の予習や、受講後の復習に活用できる。
受講者は、レッスンごとに約500人の在籍トレーナーの中から、自分に合ったトレーナーを選ぶことができる。トレーナーの中には、ホテルやレストラン、ショップでの就業経験者や、大学でホテルマネジメントを専攻したトレーナーも在籍しており、実務で生じる専門用語や言い回しもサポートする。1人月額1万2000円(毎日25分)と、同1万8000円(毎日50分)のコースがあり、出勤前や帰宅後に受講しやすくしている。