--ポイントタウンは1999年にサービスを始めている
「老舗ポイントサイトといえる。このためパソコン版では30~40代のユーザーが中心だ。一方、スマホ版では20代の増加が目につく。ショッピングのほか、サービスの利用、ゲーム、クイズ、メールクリックなどでポイントをためることができる。登録されているショップやモールは楽天、ヤフーなどがあり、これらのポイントも加算される。当社のポイントは提携先のポイントのほか、マイレージ、電子マネー、現金、仮想通貨のビットコインなどと交換できる」
--成長戦略について
「年率15~20%の営業利益増を目指す。ユーザー数を拡大させるため、アプリの開発体制を強化して機能を充実させ、新規サービスを投入していく。その上で、運営しているメディア間でお互いに送客する仕組みを作ってシナジー効果を発揮させる。10~20代の女性向けサービスのユーザーに向けては、収益性の高い動画広告を訴求する。すでにライオンの『アクロン』やオリエンタルランドなどを配信しているがさらに増やしていく。海外向けには2013年から中国語繁体字版と翌年にベトナム語版の『コーデスナップ』を立ち上げた。投稿もさかんで日本同様に現地の若い女性から支持されている。今後、韓国、タイなどアジア中心に現地向けコンテンツの展開を検討している」(佐竹一秀)