東芝、LSIなど半導体の一部事業売却へ 入札手続き開始

2016.1.23 19:45

 経営再建中の東芝が、中核の半導体部門で、システムLSI(高密度集積回路)など一部の不採算事業の売却に向けた入札手続きに入ったことが23日、分かった。3月末をめどに売却先を決める方針。収益力の低下を不正会計で隠した結果、財務体質が悪化しており、必要な投資に向けた資金を確保する狙いもある。

 売却の対象となるのは、音声や圧力、温度などをデジタル信号に変換するアナログ半導体を含むシステムLSI事業など。家電や電子機器の部品として幅広く使われている。セイコーホールディングスと共同で半導体事業会社に出資している日本政策投資銀行が参加の意向を示しているほか、ファンドなども応札する見通しだ。

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