【遊技産業の視点 Weekly View】“マックス”という呼称からの卒業 (1/2ページ)

2016.1.23 05:00

 □ホールマーケティングコンサルタントLOGOSプロジェクト上級研究員・岸本正一

 新たに販売されるパチンコ機の大当たり確率の上限値が昨年11月には399分の1から319分の1となった。行き過ぎた射幸性を抑え、大衆娯楽としての立ち位置に戻るための施策の一つでもある。

 ホール業界団体は、これまでメーカーに対してファンが安心して手軽に楽しむことのできる遊技機の開発を要望し続けてきた。一方、現場では399分の1という大当たりが遠い(その半面、爆発力が高い)“マックス機”と称される遊技機の設置も進んだ。実際、このようなゲーム性を求めるファンもいることから、多様なニーズに応えただけなのかもしれない。だが、これにより大衆娯楽という立ち位置からさらに遠ざかった感があるのも事実だ。

 今回の大当たり確率上限値変更に伴い、新しく登場し始めた319分の1タイプの機種。既に市場にも数機種リリースされているが、筆者が懸念しているのはこれらの機種に対する呼称だ。誰が決めるという類いのものではなく、マーケットにおいて自然にその呼称が統一されていくというものなのだが、一部においてこれら新たなカテゴリーの機種に対して、“新マックス”なる呼び方が始まっている。

 これは、マックスタイプ機の新機種リリース終了が市場に大きなダメージを与えぬように、(大当たり確率が向上した)新しいマックスタイプが登場したことをアピールしようとする狙いもあるのだろう。

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