【eco最前線を聞く】環境経営度を点数化 融資条件に反映 (1/3ページ)

2016.1.25 05:00

 □日本政策投資銀行 環境・CSR部環境格付主幹・八矢舞子さん

 日本政策投資銀行が2004年度から実施している環境格付けを活用した融資が堅調に伸びている。環境経営度を点数化し融資条件に反映させる仕組みで、15年9月までの累計融資額は8204億円に達し、リピーターも6割を占めるようになった。環境・CSR部環境格付主幹の八矢舞子さんは「環境経営度の評価ツールとして同業他社と比較したり、自社の強みと弱みを把握できたりする点が評価されている」と分析している。

 ◆制度活用で“見える化”

 --企業が環境格付け融資を利用するメリットは

 「環境対策への取り組みは地道なもので、評価されにくい。しかし、この制度を活用すれば“見える化”が図れ、CSR(企業の社会的責任)面のPR効果にもつながる。また認証マークをアピールすることで、その企業にお金を流れやすくすることも狙いとして掲げている」

 --融資の仕組みは

 「通常の企業審査と並行して環境スクリーニング(格付け)を実施。『環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業』を筆頭に、点数に応じ4ランクに分け、それに応じた金利で融資する。覚書締結後も、評価時の取り組み水準を維持しているかどうかを確認する環境モニタリングも行っていく」

 --スクリーニング項目は

 「『経営全般』『事業関連』『パフォーマンス関連』の3分野、約120項目・250満点で構成されている。このうち事業、パフォーマンスは業種ごとに設問を組み替えている。また大学教授やNPO(民間非営利団体)の関係者ら外部有識者のアドバイスを受けながら、改良作業を年ごとに実施。独りよがりにならないよう評価体系をブラッシュアップしている」

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