【講師のホンネ】「かがくのおねえさん」 すずきまどか (1/2ページ)

2016.1.27 05:00

 皆さまはじめまして。「かがくのおねえさん」すずきまどかと申します。実はこの職業、自分で命名したものです。仕事の内容は、全国の科学館や小・中学校、催物会場に赴き、実験をお見せする…というもの。簡単に言うと「実験の先生」なのですが、これだと堅苦しい…親しみを持ってほしいのでこんな名前を付けました。

 これまでに、100を超える地域を回ってきましたが、一番印象深いのは「福島県飯舘村」です。阿武隈山に近いきれいな村で、書店がないため全国から図書の寄付を募る活動や、「通うのが楽しみになる」工夫が随所にある校舎の小学校があるなど、教育に大変熱心な所でした。訪問したのは、震災の数年前。「子供たちに科学を」と目標に掲げ、福島一帯の学校に出前実験教室を計画していた企業さまのご招待でした。村の美しさに感動しましたが、それだけではなく子供たちものびやかで元気! 実験ショーで私の行う実験に目を輝かせて参加してくれました。一番の思い出は、実験の終了後に校舎の外に出た私を見つけて、校庭の反対側から走ってきた女の子が息を切らせながら「また来てね!」と言ってくれた言葉です。ぜひまた行きたい…と思っていたときにあの地震と事故。村はすっぽり避難地域の中に。それでも「何としても会いたい!」と、手をつくして避難先の学校への再訪がかないます。最初の会場は小学校の大きな体育館。このときの会場は、避難先の学校の教室でした。人数に対して教室が小さいため、子供たちは「おしくらまんじゅう」。

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