住商・日本製鋼所、風力発電機器事業に参画 ブラジル最大手と合弁

2016.1.29 06:47

風力発電は世界的に大規模化が進んでおり、住友商事や日本製鋼所にとって商機となる(ブルームバーグ)

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 住友商事と日本製鋼所は28日、ブラジル最大の製鉄メーカー、ゲルダウと組み、風力発電向け鍛造品製造・販売の合弁会社を設立し、同事業に参画すると発表した。ブラジルは電源に占める風力発電の割合を引き上げる計画。日本製鋼所の鍛造技術や生産管理ノウハウを生かし、成長市場を開拓する。

 新会社「ゲルダウサミット」の出資比率などは明らかでないが、4月にもゲルダウが過半数を持つ形で合弁会社を設立する。既存工場なども活用した上で1~2年で約80億円の事業費をかけて風力発電用の主軸やベアリングなどのラインを新設し、2、3年後に年産5万トンの鋳造・鍛造部品を生産する。

 日本製鋼所は原子炉鍛造部品で世界の首位のシェアを持つが、国内需要が減る中で大型風車の主軸など事業多角化を図り、海外での鋳造・鍛造部品生産事業への参画は初めて。

 ゲルダウの生産効率改善にも貢献し、競争力を高め、ブラジル市場に加え、将来はアルゼンチンなどによる南米の関税同盟の南部共同市場(メルコスル)域内の風力発電向け部品輸出も検討するほか、日本製鋼所が持つ火力発電所向け部品製造などにも広げる。

 ブラジルは、再生可能エネルギーに占める風力発電の割合を現在の6%から2024年に11%に引き上げる計画。

 関連部品の国産化計画も打ち出している。

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