パナソニックが東芝事業に無関心 三洋電機で難しさ経験…脱家電まっしぐら (5/5ページ)

2016.1.31 17:10

記者会見で米ハスマン社を買収すると発表したパナソニックの津賀一宏社長=昨年12月21日、大阪府門真市

記者会見で米ハスマン社を買収すると発表したパナソニックの津賀一宏社長=昨年12月21日、大阪府門真市【拡大】

  • 記者会見で米ハスマン社を買収すると発表したパナソニックの津賀一宏社長(右)と本間哲朗常務(左)=昨年12月21日、大阪府門真市(山田哲司撮影)
  • 記者会見で米ハスマン社を買収すると発表したパナソニックの津賀一宏社長=昨年12月21日、大阪府門真市(山田哲司撮影)
  • パナソニックの業務用冷蔵ショーケース

 何より、パナソニックにとって、韓国、中国メーカーなどとの激しい競争にさらされている家電やパソコン事業をむやみに拡大する意味はない。27年度にテレビ事業が8年ぶりに黒字化する見通しだが、黒字を維持するのは容易ではない。

 家電など消費者向け事業は単価の下落が激しく、商品サイクルも短いため、BtoB事業に比べて安定的な収益を確保するのは難しい。歴史的に消費者向けのビジネスが強いパナソニックも例外ではないのだ。過去の中期経営計画でも10兆円の売上高を目標に掲げながら未達に終わったのも、それが要因となっている。

 1800億円超もの資金を投じたハスマン買収は、売上高10兆円達成のカギを握るBtoB事業の拡大の象徴であると同時に、「脱家電」路線をより明確にしたともいえるのだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。