【登板】清水建設・井上和幸氏 建築技術と営業で抱負な経験 将来的な市場縮小に備えを

2016.2.1 22:08

清水建設の次期社長に就任する井上和幸氏=1日午後、東京都中央区(荻窪佳撮影)

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 名古屋支店長も兼務しており、施工不良などの失敗経験を若手に伝える講習会を始めた。くい打ちデータ偽装問題が業界への信頼を揺るがす中「技術だけでなく『ものづくりの心』を養わなくては」と考えている。

 大学で建設工学を修め、入社後は最新工法を採用した横浜・みなとみらい地区の超高層ビルの工事長を務めるなど建築技術畑を歩んだ。46歳で「世界が全く異なる」営業部門に転じ、豊富な経験から「両部門の気持ちや長所と短所を理解している」という。

 後継指名した宮本洋一現社長は「顧客の評判が高く、愛される人間性」が決め手だったと評する。昨年12月半ばに打診を受けた際は「心の整理がつかなかった」が、年内に返事をしようと、1週間ほど考えて引き受けると伝えた。

 当面の課題は、東京五輪・パラリンピック関連工事がピークを迎える2年後への態勢づくり。同時に、将来的な市場縮小への対策も重要だ。「建設のノウハウを生かして稼ぐ第2、第3の柱を育てたい」と意気込む。

 息子2人は独立し、妻と2人家族。映画館に足を運ぶのが趣味で、先月は「人生の約束」(石橋冠監督)を鑑賞した。座右の銘は「誠心誠意」。(山沢義徳)

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