大手銀行4グループが減益 4~12月期、利ざや縮小

2016.2.2 05:00

 三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行5グループの2015年4~12月期決算が1日出そろった。連結最終利益は、日銀の大規模な金融緩和によって市場金利が低下し、貸し出しの利ざやが縮小したことなどにより、三井住友トラスト・ホールディングスを除く4グループが前年同期比で減少した。

 16年3月期の業績予想は、原油安や新興国経済の先行きが見通せないことなどから、いずれも据え置いた。日銀のマイナス金利導入で収益環境が一層厳しくなる恐れもあり、不透明感が漂っている。

 15年4~12月期の最終利益は、最大手の三菱UFJが前年同期比8.1%減の8522億円だった。外国債券の売却益が減少したことや、傘下にある三菱東京UFJ銀行などの貸倒引当金の戻入額が減少したことが響いた。

 三井住友フィナンシャルグループは8.2%減の6262億円。出資した海外の銀行の株価下落に伴う減損処理が響いた。みずほフィナンシャルグループは資産運用を慎重にしたこともあり、0.7%減の5194億円。りそなホールディングスは融資先の倒産に備える与信費用が膨らむなどし、32.0%減の1301億円だった。

 一方、三井住友トラストは2.1%増の1292億円だった。傘下の三井住友信託銀行が前年同期に計上したシステム統合関連の特別損失がなくなったことが利益の押し上げ要因となった。

 傘下銀行の本業のもうけを示す実質業務純益は、利ざやの縮小などで全グループが減益となった。

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