【講師のホンネ】企業が注目する学生の企業研究の深さ 熊谷智宏 (1/2ページ)

2016.2.3 05:00

 来月、経団連の加盟企業による採用活動が解禁される。就活生は、説明会への参加や、OBOG訪問、企業研究や書類提出に追われる。学生が応募する企業数は平均20~30社。限られた時間の中で、効率よく動く必要がある。特に就活生に注力してほしいことがある。それは、企業研究だ。昨年から、企業理解が進んでいる学生ほど内定しやすい傾向にある。理由のひとつに、選考の入り口が「書類」からOBOG訪問やリクルーターなどの「対面の場」に変化したことが挙げられる。書類の場合は、400文字程度の志望動機を書くだけで良かった。限られた文字数で考えを伝えるため、企業理解や志望度の濃淡に差が出づらい。当の学生は、面接日までに企業研究を深めればよかった。しかし、対面の場ではより詳しい説明が求められる。「なんで当社に興味持ったの?」「何か聞きたいことある?」など、1時間程度の会話の中で熱意を伝える必要がある。当然、この場の評価が本選考の合否に大きな影響を与える。評価の高い学生は、説明会や採用ページ、新聞、雑誌、ネットニュースなどで精力的に企業研究をしている。回答も質問も的確にできる。

 一方で、評価の低い学生は、その逆だ。研究していないため、受け答えはおぼつかない。会話の中で特に注意してほしいのは、採用担当者に対する「質問」だ。質問の中身で企業理解の程度が露呈する。あまりに初歩的な質問に「そんなのネットで検索すれば出てくるよ。私に聞く必要ないですよね?」と叱られるケースも耳にする。メディアやネットなどで調べられる情報はすべてチェックしておきたい。

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