ホンダは3日、タカタ製エアバッグの欠陥によるリコール(無料の回収・修理)対象として、米国で11車種の計約223万台分の運転席用エアバッグを加えると発表した。これに伴い、ホンダの米国でリコールになったエアバッグは計約851万台分に膨らんだ。
米道路交通安全局(NHTSA)は1月、タカタ製エアバッグの欠陥問題で、米国でホンダを含めた計約500万台が対象に追加されるとの見通しを公表していた。今回のリコールはその一環。
今回の対象には、2007~11年型のスポーツタイプ多目的車(SUV)の「CR-V」、09~14年型の小型車「フィット」、13~16年型の高級車ブランド「アキュラ」の乗用車「ILX」などが含まれている。(共同)