バレンタインデーまであと8日。日本では昭和30年代から始まり、女性が男性にチョコレートを贈る習慣が定着してきたが、いまの主役はチョコレートだけではないようだ。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで注目を集めているのが「肉ケーキ」。主に焼き肉店で、生肉をケーキや花の形に盛り付けたもので、誕生日やお祝いごとの際にデザートプレートのような役割を担っている。甘いデザートが苦手な人をはじめ、長らく続く肉ブームも影響し人気を呼んでいる。そのインパクトは写真映えもするため、特にSNSを多用する若年層からの支持が高いようだ。
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」に肉ケーキを掲載する飲食店は、昨年同月比で約3.5倍となった。昨年の夏ごろからじわじわと増え始め、12月のクリスマス時期に急増している。