史上初のマイナス利回りも視野に 銀行、利ざや縮小に備え預金手数料模索 (1/2ページ)

2016.2.6 07:03

東京・日本橋の銀行の店舗。マイナス金利は金融機関にさまざまな影響を与えている=4日

東京・日本橋の銀行の店舗。マイナス金利は金融機関にさまざまな影響を与えている=4日【拡大】

 日銀の「マイナス金利」導入の余波で新発10年債利回りが過去最低を更新(価格は上昇)する中、史上初の「マイナス利回り」も視野に入ってきた。銀行は一段の利ざや縮小に備え、企業の大口預金に手数料を課す案などを水面下で模索し始めた。体力の乏しい地方銀行は生き残りをかけて合併・統合などの再編を加速する可能性もある。

 「2月中のマイナス圏突入はあり得る」。東海東京証券の佐野一彦氏は、10年債利回りをこう予想する。民間銀行は、日銀に預ける当座預金の一部に0.1%の手数料を課される。佐野氏は「10年債利回りはマイナス0.1%程度まで下がる可能性がある」と分析する。

 金利低下を受けて、銀行の貸出金利から預金金利を差し引いた利ざやは縮小する見込み。

 3メガ銀行(三菱東京UFJ、三井住友、みずほ)は8日から、定期預金(満期1カ月~10年)の金利を最大0.06~0.075ポイント引き下げ、三菱東京UFJと三井住友は300万円未満の場合は1カ月でも10年でも金利が0.025%。みずほは、預金額による金利差がなくなる。

既にソニー銀行は普通預金金利を0.02%から0.001%に…

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