最後の雄志…富士急行「2000系」ラストラン 富士山麓へ乗客運び14年

2016.2.8 11:11

ラストランを迎え、河口湖駅を出発する富士急行の「フジサン特急2000系」=7日午後、山梨県富士河口湖町

ラストランを迎え、河口湖駅を出発する富士急行の「フジサン特急2000系」=7日午後、山梨県富士河口湖町【拡大】

 展望車が人気を集めた富士急行の「2000系」車両が7日、営業運転を終えた。富士山麓へ向かう観光客らを乗せて14年。河口湖駅(山梨県富士河口湖町)でのラストランの出発式では、雪が舞う中、多くの鉄道ファンが最後の雄姿をカメラに収め、別れを惜しんだ。

 午後4時49分、同社の堀内東管理駅長が「出発進行」と号令。約250人の乗客を乗せたフジサン特急は大月駅に向け、ゆっくりと走り始めた。ホームの鉄道ファンは「ありがとう」と声を掛けたり、シャッターを切ったりした。 富士急によると、2000系は旧国鉄の電車「165系」に改造を加えた車両で、JRから導入し2002年に運行を開始した。富士山が世界文化遺産に登録されたことで、外国人を中心に利用者が増加。車両老朽化と輸送力強化のため退く。 

 子供2人と乗車した横浜市保土ケ谷区の会社員、島田学さん(41)は「旧国鉄時代から知っていた車両なので、引退は残念」と寂しげ。小学3年の長女香織ちゃん(9)は「この電車に乗って、夏に家族で河口湖に遊びに来たことを思い出した」と話した。

 後継として4月以降に新型特急「富士山ビュー特急」の運行を予定している。カウンターを設けた車両ではドリンクやスイーツを提供する。

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