ビックカメラや名鉄百貨店など10社でつくる団体が8日、訪日外国人向けに発行した名古屋のガイドブックを愛知県常滑市の中部空港で無料配布した。中国人観光客が多く訪れる春節(旧正月)に合わせて配ることで「爆買い」を期待する。
ガイドブックの名称は「名古屋ナビゲーター」。中国語のほか英語、韓国語、タイ語に対応した冊子で、買い物や観光の場所、手羽先などの名古屋めしを紹介している。訪日客の消費拡大を目指し、10社が昨年7月に設立した「名古屋インバウンド実行委員会」が作成。計10万部発行し、中部空港に加え名古屋市内のホテル、海外の旅行会社で配布している。