新東名延伸、期待の一方で漏れる本音 「首都圏とつながらないことには…」

2016.2.15 07:15

 開通区間が延び、中部圏とつながった新東名高速道路。国内の物流を支える大動脈延伸に、経済効果や地域振興への期待が高まっている。一方で東側の首都圏接続にはさらに5年ほどかかる見通しで、沿線の静岡県内の経済界や自治体からは「人口、市場の規模を考えると、首都圏とつながらないことには…」との本音も漏れる。

 残る未開通区間は御殿場(静岡県御殿場市)-海老名南(神奈川県海老名市)の約53キロ。中日本高速道路が工事を進め、2020年度までの全線開通を目指している。

 建設の経緯に詳しい業界関係者によると、1990年代半ばの着工当初から、静岡と愛知両県を通る区間の整備が優先的に進められた。東海地震で大きな被害を受ける恐れがある地域で、災害時の緊急輸送路の必要性があったためだ。

 神奈川県を通る区間は、01年に発足した小泉純一郎内閣が進める「聖域なき構造改革」で高速道路の整備態勢の見直しがあり、主要区間の着工が06年になるなど計画が大幅にずれ込んだという。

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