損保大手3社の15年4~12月期は駆け込み需要で全社増収

2016.2.16 06:13

 損害保険大手3グループの2015年4~12月期連結決算が15日、出そろった。各社が火災保険料を値上げした昨年10月の直前、駆け込み需要で販売が伸びたため、3グループとも売上高に当たる正味収入保険料が増えた。ただ、台風での保険金支払いがかさみ、東京海上ホールディングスとMS&ADホールディングスは減益となった。

 東京海上は自動車保険の販売も堅調で、正味収入保険料が前年同期比7.7%増の2兆4982億円に増えた。MS&ADはアジアでの事業拡大も寄与して6.5%増の2兆3409億円、損保ジャパン日本興亜ホールディングスは3.8%増の1兆9394億円だった。

 最終利益は、損保ジャパン日本興亜ホールディングスが前年同期にグループ内の再編に伴う一時的な費用を計上した反動で、約2倍の883億円となった。東京海上は15.5%減の1809億円、MS&ADは17.4%減の1706億円だった。

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