西日本シティ銀行(福岡市)は17日、同行のスマートフォン用アプリで固定資産税や国民健康保険料など税公金の支払いができるサービスを22日に始めると発表した。専用アプリで直接納付できるのは、全国の金融機関で初めて。
当初は福岡市、札幌市、名古屋市など14都道府県の57自治体を対象に開始。今後、福岡県を中心に他の自治体にも広げる予定だ。
サービス名は「NCBアプリペイ」。スマートフォンで西日本シティ銀の専用アプリを開き、自宅へ届いた請求書、納付書のバーコードを読み込んで完了する。時間は1~2分で済むという。手数料は無料。
税公金はこれまで、銀行の口座振替やコンビニエンスストアで支払うのが一般的だった。最近では、アプリによる決済サービスで税金を取り扱う事業者も出てきている。