格安スマートフォン販売も手がけるイオンリテールは18日、26日から仮想移動体通信事業者(MVNO)となり、店舗内での修理や新プランの設定など格安スマホの販売体制を刷新、強化すると発表した。新体制の開始に合わせて来年3月末までの期間限定で、格安スマホ業界で最安クラスのデータ通信量2ギガバイトで月額480円(通話付は同980円)のプランを設定した。デジタル事業部の橋本昌一事業部長は「格安スマホ市場で3年以内にナンバーワンになる」と目標を掲げた。
イオンリテールでは、インターネットイニシアティブ(IIJ)やソネットなどMVNO各社のSIMカードとスマホのセット販売がこれまでメーン事業だったが、今回、新たに自社でNTTドコモの回線を借りてMVNO事業者となることを決めた。
これにより、データ通信量1ギガバイトで月額480円のプランなど29の新しいプランを設定。また、全国のイオン429店で販売や修理を行い、そのうち213店では、利用者が即日で乗り換えが完了するという。