大手商社や加工メーカー、海外食肉事業を強化 中国に対抗 (1/4ページ)

2016.2.20 07:02

丸紅の持つ豪州牛肉牧場のレンジャーズバレー。中国や豪州国内向けの需要が増え、肥育頭数を順次増やす(同社提供)

丸紅の持つ豪州牛肉牧場のレンジャーズバレー。中国や豪州国内向けの需要が増え、肥育頭数を順次増やす(同社提供)【拡大】

 中国など世界的な食肉需要増を背景に、国内の大手商社や食肉加工メーカーが相次ぎ海外食肉事業の増産・買収に動いている。伊藤忠商事は出資先のカナダの豚肉生産加工会社で、丸紅もオーストラリアの牛肉生産子会社で、それぞれ増産態勢に入り、中国市場や日本向けに販売する。三菱商事も米豚肉処理加工会社でベーコンの増産に着手、北米市場で攻勢をかける。中国企業による世界の食肉加工会社をめぐる争奪戦が激化する中、日本勢は成長市場の開拓で生き残りを目指す。

 伊藤忠は2012年に資本参加したハイライフ(カナダ)の出資比率を5割近くまで引き上げ、今後は順次増産する。養豚から加工までの一貫生産が強みで、「買い手から売り手までの機能を強化する」(伊藤忠の鯛健一畜産部長)。グループのプリマハム向けブランド拡大と中国市場が狙いだ。

 中国経済減速が長期化する一方、世界最大の豚肉市場における需要は旺盛だ。15年の豚肉輸入量は、国産が減少したこともあって前年比37.8%増の78万トンと急増した。

伊藤忠は米豚肉加工販売大手と組み、今年から…

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