ゲームセンターでの電子マネー導入が拡大している。セガ・インタラクティブとコナミデジタルエンタテインメントは19日、電子マネーについて、共同で今夏のインフラ整備を目指すと発表。タイトーも同日、会員カードを発行して電子マネーの利用履歴などの「ビッグデータ」を活用する方針を示した。
ゲーム機などの見本市「ジャパン・アミューズメント・エキスポ(JAEPO)」が19、20の両日、千葉市美浜区の幕張メッセで開催。各社はこれに合わせて、新施策を打ち出した。
セガとコナミは、インフラ整備について協業を進めることで合意。共同インフラができれば、両社のゲーム機で交通系などのカードに加え、コナミがゲームセンター向けに2010年から展開する「PASELI(パセリ)」も使えるようになる。