交流の場づくり
ベンチャー支援に力を入れる理由は「国内マーケットが成熟する中、新たな領域の需要創造につなげ、将来の有力テナントを輩出するため」(菅原晶ベンチャー共創事業部長)。こうした考えに基づき、東京・日本橋や柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)など4カ所で、起業家が集う施設を運営している。
4月には、「31(サンイチ)VENTURESクラブ」を設立。各施設の中だけでなく、全会員の相互交流が進むような仕掛けを行う。また、都内を中心に施設も増強。現在の延べ床面積は合計で約6000平方メートルだが、2017年度までに倍増する計画だ。