【ガバナンス経営の胎動】(3-2)“稼ぐ力”に照準、攻めの姿勢評価 (6/7ページ)

2016.2.26 05:00

コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2015の受賞者ら。左から斉藤惇審査委員長、稲垣泰弘コマツ常務、中川知子・HOYA・コーポレート企画室総務・渉外担当ゼネラルマネージャー、津谷正明・ブリヂストンCEO兼会長、津谷典子夫人、増田賢一朗・りそなホールディングス執行役、松崎暁・良品計画社長、宮内義彦・日本取締役協会会長=2日、東京都千代田区

コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2015の受賞者ら。左から斉藤惇審査委員長、稲垣泰弘コマツ常務、中川知子・HOYA・コーポレート企画室総務・渉外担当ゼネラルマネージャー、津谷正明・ブリヂストンCEO兼会長、津谷典子夫人、増田賢一朗・りそなホールディングス執行役、松崎暁・良品計画社長、宮内義彦・日本取締役協会会長=2日、東京都千代田区【拡大】

  • 表彰式後の懇親会で乾杯の挨拶に立つ日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEOの清田瞭氏(左)
  • コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2015の表彰式。当日は関係者のほか、報道関係者も多数詰めかけた
  • 表彰式で特別講演する伊藤邦雄・一橋大学CFO教育研究センター長=2日、東京都千代田区
  • 表彰式で挨拶する斉藤惇・審査委員長(KKRジャパン会長)

 ■受賞者の声

 ≪大賞≫

 □ブリヂストン代表取締役CEO兼取締役会長・津谷正明氏

 10年ほど前に強い危機感から経営改革に着手しましたが、ガバナンス体制の整備が経営の質を高め、業績改善につながることを結果で示してきたつもりです。今回の受賞を、30年ほど前の大型買収から苦労を共にした仲間たちや先輩たちと一緒に喜び、また、これを励みに、現在のグローバル経営チームや多くの仲間たちと協力し、さらに上を目指します。

                   ◇

 ≪入賞≫

 □コマツ(小松製作所)代表取締役社長(兼)CEO・大橋徹二氏

 弊社は、全てのステークホルダーの信頼の総和を企業価値と考え、その価値向上のためのガバナンスの強化を20年以上にわたり取り組んで参りました。その地道な活動が今回の受賞につながったものと考えます。今回の受賞を励みに、さらなる企業価値向上を目指し、ガバナンスの強化に努めてまいります。

                   ◇

 □HOYA代表執行役最高経営責任者(CEO)・鈴木洋氏

 当社では、経営方針や事業分野の性質から当社にもっとも適した体制と判断し、2003年の商法改正を機に委員会設置会社(当時)へと移行しました。その後、日本や世界を取り巻く環境の変化はスピードを増す一方であります。このような中、今回の名誉ある賞の名に恥じぬよう、今後も当社の企業価値向上に資するガバナンスとは何かということを引き続き問い続け、実践してまいりたいと思います。

                   ◇

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