【フロントランナー 地域金融】気仙沼信用金庫 復興・産業再生へ支援(8) (1/2ページ)

2016.2.29 05:00

「サンフレッシュ小泉農園」の今野圭市社長(右から2人目)

「サンフレッシュ小泉農園」の今野圭市社長(右から2人目)【拡大】

 ■トマト養液栽培で地元元気に

 東日本大震災後、トマト養液栽培事業に挑戦した農業生産法人「サンフレッシュ小泉農園」。事業立ち上げで今野圭市社長が確保した土地は約4ヘクタールで、敷地面積のうち2ヘクタールを利用して養液栽培施設のハウス1棟を建設した。

 施設には国内初導入の植物育成診断システム、コンピューター制御で最適な給液を行う養液供給装置、植物の育成を促す炭酸ガス発生設備など最新鋭の装置が多数導入されている。養液栽培の指導は、栽培施設やシステムを購入した井関農機の担当者が、実証・実験データなどを基にITを使って行う。

 施設の購入・建設費など総事業費は約9億6000万円で、その資金計画を気仙沼信用金庫が支えた。2014年度東日本大震災農業生産対策交付金や気仙沼信金などの融資に加えて、三菱商事復興支援財団の出資金、中小企業向け創業・育成&成長支援ファンド「しんきんの翼」を活用。15年9月にサンフレッシュ小泉農園は養液栽培によるトマト生産にこぎ着けた。

 施設では、震災で農業の継続を断念した農家20人を含む、34人の従業員を新規雇用。地元の農業高校の卒業生や障害者を採用する考えもあるという。

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