五輪見据えセキュリティー製品充実 パナソニック、ソニーなど技術力競う (1/2ページ)

2016.3.5 07:02

暗闇でも状況を把握できるソニーのネットワークカメラ「SNC-VB770」

暗闇でも状況を把握できるソニーのネットワークカメラ「SNC-VB770」【拡大】

 大手電機各社が、防犯カメラなどのセキュリティー分野に相次いで新技術を投入している。パナソニックは4日、小型無人機「ドローン」を検知する新システムの受注を開始。ソニーは8月に、暗闇でも、昼間に撮ったような画像や動画で状況を認識できる高感度のネットワークカメラを発売する。画像処理や映像解析、無線通信などの技術向上で、高い精度の監視が可能になった。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や2020年の東京五輪を見据え、セキュリティー対策の重要性が増していることも背景にある。

 ドローンの高性能化で、テロなどへの懸念が強まる-。

 パナソニックは、そうした官公庁や警備会社のニーズなどを見込む。検知システムは円形に配置された32個のマイクと監視カメラで、約300メートル先から飛来するドローンを確認できる。価格は基本的なセットで約1000万円。

 ソニーのネットワークカメラ「SNC-VB770」はフルハイビジョンの4倍の画質「4K」で撮影。動いている車のナンバープレートや、遠くにいる人の顔なども鮮明に映し出せるという。空港や港湾などの監視向けに売り込むほか、自然観測などの新しい用途も開拓できるとみている。

撮影に必要な照度は0.004ルクス以下と、肉眼では…

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