富士重、次世代車台アピール 走行性能・安全性を向上

2016.3.7 21:48

富士重工業の次世代車台「スバルグローバルプラットフォーム」をアピールする吉永泰之社長=7日、東京都渋谷区の本社(田村龍彦撮影)

富士重工業の次世代車台「スバルグローバルプラットフォーム」をアピールする吉永泰之社長=7日、東京都渋谷区の本社(田村龍彦撮影)【拡大】

 富士重工業は7日、車の基本構造となる車台を刷新し、今年後半に発売する新型「インプレッサ」を皮切りに全スバル車に採用していくと発表した。走行性能や安全性を大幅に向上し、将来の自動運転や電動化にも対応できる。自動車各社は商品力強化や生産の効率化を目的に、車台や部品の共通化を加速している。

 富士重が開発したのは、次世代車台「スバルグローバルプラットフォーム」。剛性を現行の約2倍にして低重心化などを進めることで、直進時や急ハンドルを切った際の安定性を向上。騒音や振動を減らし、強みである衝突安全性能なども高めた。

 これまでは車種ごとに車台の一部が異なり、専用の設備でそれぞれ製造する必要があった。新車台の導入で同じ設備で製造できるようになり、生産効率が向上するという。平成37年までの展開を想定。エンジン車のほか、電気自動車などの電動化車両にも対応する。

 記者会見で大拔(おおぬき)哲雄執行役員は「道路の傾斜や横風のある中でも直進安定性が高く、将来の自動運転でも役に立つ」と述べた。富士重は来年、高速道路の渋滞時に先行車を追従できる機能を実用化する計画だ。

 共通化戦略は他社も進める。トヨタ自動車は車のタイプごとに車台などを一体開発する「TNGA」を導入し、新型「プリウス」から採用した。

 自動車各社は地域ごとに多様な商品展開が求められている。共通化によって、開発や生産を効率化すると同時に、商品力を底上げする狙いがある。

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