鴻海、シャープ買収で追加支援を主力取引銀に打診

2016.3.9 05:00

 経営再建中のシャープの買収をめぐり、台湾の鴻海精密工業がシャープの主力取引銀行側に対し、追加的な金融支援を打診していることが8日、分かった。シャープの財務上のリスクに備えるため。銀行側は要請を受け入れる方向で検討しているとみられる。買収条件の大枠には影響せず、シャープと鴻海は週内をめどに最終契約を結ぶ方向だ。

 鴻海は2月末から、シャープで将来発生する恐れがある「偶発債務」という財務リスクの分析を進めた。最大3500億円規模とされたが、実際に損失になる恐れがあるものを数百億円まで絞り込んだ。

 複数の関係者によると、鴻海は偶発債務が現実化した場合に備えた追加支援を求めた。具体的には、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が持つシャープの優先株1000億円分を買い取るとした条件の金額引き下げを要求。新たな融資枠の設定や、3月末に借換期限を迎える融資の金利引き下げも求めているという。

 シャープは2月25日の臨時取締役会で、鴻海を引受先とする4890億円の第三者割当増資を実施することを決めた。

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