中国富豪、マカオでテーマパーク挑戦 カジノ以外の選択肢模索 (1/2ページ)

2016.3.9 05:00

 ここ10年間のマカオのカジノブームは、カジノ運営会社、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団)を世界第3位のカジノリゾートに押し上げ、創業者の呂志和主席(86)をアジア有数の大富豪に成長させた。呂氏は今度は家族向けの娯楽事業、テーマパークに挑戦しようとしている。

 呂氏は香港でインタビューに応じ、第3、第4期の「ギャラクシー・マカオ」プロジェクト(860億香港ドル=約1兆2500億円規模)で「映画『アバター』のような特別でハイテクなテーマパークも検討している」と明かした。また、6月に開業予定の米ウォルト・ディズニーの上海ディズニーランドなど大型のテーマパークに言及し、「われわれのテーマパークは小規模だが唯一のものになる」との見通しを示した。

 呂氏は「最近ではどんなテーマパークもそれぞれ異なる着想を持っている。われわれもどのように対抗するか検討している」と語った。呂氏は建設業で富を築き、70代でカジノ業界に進出した。

 中国の習近平国家主席がマカオ当局に娯楽の多様化を命じてから2年がたった現在、マカオのカジノ運営業者は観光客誘致に向けた圧力を受けている。本土の反腐敗運動の影響で高額の賭け金を投じるマカオの多くのカジノ利用者の客足が遠ざかる状況下で、新たな着想を模索しているのは呂氏だけではない。メルコ・クラウン・エンターテインメント(新濠博亜娯楽)も昨年10月にハリウッド映画をテーマにした「スタジオ・シティ」を開業した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。