東北電が首都圏小売り参入 家庭向け、東電より割安試算も

2016.3.11 05:00

 東北電力は10日、4月から始まる電力小売りの全面自由化に合わせ、首都圏で新たに家庭向けの電力販売を始めると発表した。東北電の試算では、契約電流30アンペア、月の電力使用量300キロワット時のケースで、電気料金が東京電力より年間で最大2300円安くなる。3月11日からホームページで受け付けを始める。

 東北電は「人口増加エリアが多く、東京五輪も控えており、将来的に需要増が見込める」と狙いを説明した。4月1日に販売を始め、1年間で1万件の顧客獲得を目指す。新料金プランの名称は「よりそう、でんき」。東北電によると、契約電流30アンペアで東電の一般的な料金プランと比べると、月の電力使用量が250~400キロワット時の場合、東北電の方が安くなる。一方、使用量が250キロワット時未満か、400キロワット超では東北電の方が高くなる可能性があるという。契約対象者は、東電管内の1都8県に住む契約電流60アンペア以下の家庭。東北電の会員制ウェブサイトに登録が必要。料金支払いはクレジットカードのみ受け付ける。

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