北陸新幹線1年 航空各社、羽田便維持へ正念場 全日空、利用者4割減で減便へ (1/2ページ)

2016.3.14 06:20

北陸新幹線を見るためホームに集まった大勢の人たち=石川県金沢市のJR金沢駅(頼光和弘撮影)

北陸新幹線を見るためホームに集まった大勢の人たち=石川県金沢市のJR金沢駅(頼光和弘撮影)【拡大】

 好発進した北陸新幹線と競合する航空路線は苦境に立つ。利用者が4割減となった全日空は春から富山空港(富山市)と小松空港(石川県小松市)の羽田便を1日6往復から4往復に減便する。自治体とともに利用促進に取り組むが、歯止めがかかるかは見通せず、正念場を迎えている。

 全日空は大幅な割引で新幹線を迎え撃つ作戦だったが、昨年4~9月の羽田-富山便の利用客は前年同期比42.8%減、小松便も42.1%減った。高い運賃で利用するビジネス客が離れた影響が大きく、富山便は赤字路線に転落した。

 日航の羽田-小松便も昨年4~12月で前年同期比28.8%減だった。

 石川県が羽田便利用者が多い7市町の企業に実施した調査では、東京出張は開業前、飛行機利用が60.3%、鉄道は35.6%だったが、開業後は飛行機27.0%、鉄道69.9%と逆転した。

 新幹線の東京-金沢間は最短2時間28分、飛行機の羽田-小松間は約1時間10分。全日空は「高速鉄道の整備が進む中、北陸で負ければ商売する場所がなくなる」と危機感を隠さず、春からの対抗策を打ち出した。

羽田便が撤退すれば空港存続の危機に直結する富山県は…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。