【広報エキスパート】セブン&アイHD 人ごとと捉えず自分目線で (1/2ページ)

2016.3.18 05:00

 □セブン&アイ・ホールディングス執行役員 広報センターシニアオフィサー 山口公義氏

 --広報歴は20年に達します

 最初は百貨店のリストラ広報に直面しました。経営悪化に陥った西武百貨店とそごうの広報業務に7、8年取り組んできました。このときに感じたのは、マスコミとのやり取りで不用意な一言が命取りになり得るということで、外部に発する言葉の重みを痛感。次は再建広報です。西武百貨店とそごうの百貨店同士の経営統合で、業界初の持ち株会社誕生をアピールしました。

 --今はセブン&アイ・ホールディングスの傘下です

 百貨店事業会社としての企業価値向上に向けた広報業務に注力しています。百貨店のみならず、コンビニエンスストアやスーパー、外食などさまざまな業態の広報、さらにセブン&アイグループ全体の企業価値向上を目指した広報活動に努めています。同じ小売りでも異なる会社に属してきましたので、常に外様の視点でグループを見てきました。

 --山口流の広報スタンスとは

 広報業務はPR活動と公聴活動に大別されると思います。PR活動ばかりが目立ちますが、大切なのは公聴活動です。野球でいえばPR活動は打撃。成功は良くて3割です。災害や事件・事故などが発生すればマスコミはそちらを優先しますから。公聴活動は守備と走塁で、10割も可能です。社内外情報を収集し、その情報を社内で共有してこそ、企業を取りまくステークホルダーがどのような情報を求めているかよく理解できます。情報は「生もの」ですから、旬をすぎれば不要。情報としての価値を保つため、いつでも情報に反応できる意識を持ち続けています。また情報というのは共有すれば必ず新たな情報が入ってきます。常にアンテナを張り巡らせていることが重要です。

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