ミッドシップに搭載される8.0LのW型16気筒+4ターボ・エンジンは先代の高出力モデル、スーパースポーツの1200ps/1500Nmをさらに上回る1500ps/1600Nmを発生。この怪力は『ヴェイロン』同様、7速DSGトランスミッションと4WDシステムを介して路面に伝えらえられる。最高速度は420km/h!
『ヴェイロン』標準モデルの407km/hでも十分驚異的だったが、その能力は『シロン』でさらに研ぎ澄まされている。フルカーボン製のボディは『ヴェイロン』よりもエレガントさが増し、性能だけでなく、スタイリングの面でもさらなる磨きがかけられた。『シロン』は500台の台数限定で、価格は240万ユーロ。邦貨にすると約2億9868万円! これはポルシェ『911』なら20台以上も買える金額だ。性能だけでなく、価格も超ド級のスーパースポーツである。
ブガッティ同様、フォルクスワーゲン傘下のランボルギーニも超ド級のスーパースポーツをお披露目した。『チェンテナリオ』だ。今は亡き、ランボルギーニ創始者、フェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念した限定車だ。ランボルギーニのトップモデル、『アヴェタドンール』をベースに、専用のカーボンボディーとランボルギーニ史上最強となる770psの6.0L、V12エンジンが組み合わされる。