グーグル、ロボット事業 売却模索 開発に見切り? トヨタなど買い手候補 (1/4ページ)

2016.3.19 06:46

 米グーグルの親会社アルファベットの幹部らは、ロボットの研究開発を手掛ける傘下のボストン・ダイナミクスが市場性のある製品を今後数年で生産する可能性は低いとの結論に至り、同社の売却を模索している。ボストンの計画に詳しい関係者2人が明らかにした。アルファベット幹部らは傘下の全事業で実質収入を生み出す方策の確保に注力しているためという。買い手候補にはトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)やアマゾン・ドット・コムが含まれると関係者の一人は話した。

 中心人物退社で迷走

 ロボティクス(ロボット工学)分野で買収攻勢をかけていたグーグルは、その一環として2013年後半にボストンを獲得。一連の取引の陣頭指揮を執っていたのは当時アンドロイド部門を率いていたアンディ・ルービン氏で、約300人のロボット技術者がグーグルに加わった。社内のロボティクスへの取り組みは「レプリカント」と呼ばれる部門に集約されたが、中心的人物だったルービン氏が14年10月に退社。その後1年間は後任の人選がうまくいかず、複数回にわたるトップ交代でリーダー不在状態に陥り、企業間の連携も図れなかった。

 レプリカント部門をよく知る人物によれば、同部門が抱える問題の核心には、ボストン幹部が米カリフォルニアや東京にいるグーグル傘下の他のロボット技術者との連携を渋っていたことや、レプリカント部門が今後短期的に発売可能な製品を作れなかったことがあった。

議事録が、他のグーグル従業員もアクセス可能なオンラインフォーラムに不用意に公表され…

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