三菱重工の巨大洋上風車、欧州で順風 シェア首位のシーメンス追走 (1/6ページ)

2016.3.24 07:10

MHIヴェスタスの洋上風力発電は、デンマークのエスビアウ港から運搬している

MHIヴェスタスの洋上風力発電は、デンマークのエスビアウ港から運搬している【拡大】

  • 洋上風力発電の据え付けを行うMHIヴェスタスの作業員

 三菱重工業が欧州における洋上風力発電事業で、活路を見いだしている。デンマークの風力発電設備大手と合弁会社が軌道に乗り、世界の洋上風力発電市場でトップシェアの独シーメンスに続く地位を占める。現在、世界最大級の8000キロワットの洋上風車を開発しており、2017年に英国で建設する予定だ。洋上風力発電は今後、アジアや北米でも普及する見込みで、三菱重工は着々と土台作りを進めている。

 北欧の先進技術吸収

 三菱重工は13年、デンマークの風力発電設備大手ヴェスタスと合弁会社「MHIヴェスタス」を設立。ヴェスタスのノウハウを吸収しながら、巨大洋上風車の据え付け工事の実績を積んでいる。

 北海に面したデンマークのエスビアウ港。ここは、かつてデンマーク最大の漁港として栄え、現在では北海油田の中継地となっている。この近くに、三菱重工とヴェスタスの風力発電設備の工場がある。

 港に面した広大な敷地には「ブレード」と呼ばれる羽根や、風車中央部に据え付ける発電機を格納した「ナセル」がいくつも置いてある。風車の支柱となる「タワー」も立った状態で並ぶ。

ブレードの長さは出力3000キロワット級で55メートル…

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