シャープ悶々…後戻りできぬ一本道 4年前に破談の過去、既視感覚える状況に (2/3ページ)

2016.3.25 12:00

 出資額変更は財務にかかわる重大問題なので、シャープは取締役会を開いて修正案を改めて協議する必要がある。

 銀行をがっちり、グリップ

 25日に定例取締役会を開く予定だが、大幅な変更のため協議に時間がかかり、ここでの決定は難しいとみられる。

 条件変更は、シャープの主力取引銀行のみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行にも及んでいる。

 鴻海は、銀行団が持つシャープの優先株を1千億円で買い取る約束をしていたが、これも先送り。そのうえ、3千億円規模の融資枠の設定も求めている。銀行団をシャープ再建から手を引かせず、つなぎ留めようとする思惑がうかがえる。

後戻りできない一本道

 シャープは平成24年3月に鴻海から9・9%の出資を受けることでトップ同士が合意したが、シャープの業績修正に伴う株の下落がきっかけとなり、破談になった過去がある。

しかし、今のところ破談の可能性は低いとみられている

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